20.イベント

◎四十万公康の自殺
5月14日に起きるイベント。
院内の混乱から監視が外れた隙に四十万はボールペンの先端を自らの喉に突き刺し、自殺をする。時間帯は任意でも良いが、ここでは午後4時とする。

四十万は昼食を取った以降、睡眠に就き不審な挙動は目撃されていない(といっても起きてる時は相変わらず意味不明なことを呟いてはいたが)。4時に見回りに来た看護士がベッドの上で死んでいるのを発見した。その5分前に監視が院内の混乱に気が付き確認に席を外している。ペンは四十万の右手にしっかりと握り締められた状態で頚動脈を貫いていた。ボールペンは病院の備品(四十万が検診の際に医師のポケットからくすねていた)。
四十万の狂気は明らかに進行していたが、精神病棟の前日の自殺騒ぎやこの日の混乱等から専門医の対処や監視体制が十分では無かった。

四十万の使っていた枕の裏側に(ボールペンで描いた)奇妙な印が記されている。歪な五角形をしており、中央に書き損じを消すようなギザギザ模様がある。<クトゥルフ神話>ロールに成功すると、これが旧き印を模したものではないかという推測をすることが出来る(実際には完全ではないので効力は無い)。


◎儀式
5月14日深夜から翌15日未明にかけて起こるイベント。時系列で記す。

【14日午後11時】
ミハエル一派がセンターに現れる。ミハエル含む8人のウィザードは門を通じて地下フロアに出現。現場作業中の労働者4名を呪文により速やかに殺害、儀式の準備を開始する。
別働隊として3人一組の4グループが警備員室、センター入口、センター裏口、センター内地下フロアへの通路入口(階段)のそれぞれに配置。警備員室を襲撃したグループは深夜宿直の警備員2名を殺害、監視システム(監視カメラ、非常連絡装置等)を掌握する。センター内のエレベーターは停止し、地下フロアへは非常階段での行き来のみになる。以降、別働隊は警備室のグループの指示の下、地下への進入者の阻止に当たる。

【15日午前1時】
ミハエル達の準備が整い、「門」を開く儀式が始まる。

地下フロアの一室。床に魔法陣が描かれ、その中央に幾本も腕のある頭部が黒く潰れた奇妙な像が置かれている。魔法陣の周りには8人の灰色のフード付きローブを纏った者達(内、一人はミハエル)が輪になって詠唱をする。
この光景を目撃した者は<クトゥルフ神話>ロールで、これが異界へと通じる「門」を開く儀式であり、魔法陣中心の像が魔術的媒体になっていることがわかる。

像を魔法陣から移動させたり、ウィザード達の詠唱を止めさせると儀式は滞る。但し、像が破壊されない限り、ウィザードに欠員が出ても見張りから8人になるように補充しミハエル達は今夜中に儀式を完遂しようとする。儀式を阻止する一番の手段は像を破壊することである。像の耐久力は10で、0になると粉々に砕ける。
探索者が儀式を邪魔しようと立ち塞がった場合、当然、ミハエル達はこれに全力で抵抗する。

【15日午前2時】
何も邪魔が無い場合、儀式が終わる。

8人のウィザードの内、4人(無事ならミハエルを含む)は光り輝く魔法陣の中に入り、ウボ=サスラの棲家に赴く。彼らが「門」を潜ると光は収まる。残った4人は「門」を死守すべく、見張りに当たる。
以降、午前7時までの5時間、「門」は開放状態になる。像に素手で触れるとウボ=サスラの棲家に瞬間移動する。像を破壊すると「門」は時間を待たず閉じる。

「門」が開放状態にある間、魔法陣から小型のウボ=サスラの落とし子が出現する。30分毎(最初は午前2時30分)に1D4-1匹現れ、対処に追われる見張りのウィザードは3匹につき1人の割合で力尽きていくものとする。

※ウボ=サスラの棲家に関しては別項目参照。

【15日午前5時】
末次達郎の配下である青薙組構成員及びアルクトゥルスのメンバー16名がセンターに到着。ミハエル一派と抗争、銃撃戦になる。
抗争は約1時間続き、双方に多くの死者を出す。

【15日午前6時】
末次側がミハエル一派の見張りを退け、魔法陣のある部屋に到着。この際、「門」より大型のウボ=サスラの落とし子が出現、フロア内の人間を襲う。地下フロアに阿鼻叫喚が響き、それからすぐに沈黙。食事を終えた落とし子は元の棲家へと戻る。地下フロアは落とし子が食い散らかした肉片と血の池が残る地獄絵図(SAN 1/1D8)と化す。

【15日午前7時】
「門」が閉じる。
警察及び機動隊が到着。センターを封鎖する。

⇒到着時間
探索者がどの段階で現場(センター地下フロア)に到着するかによって、状況が変わることに注意する。時間に応じて探索者の敵になり得る人員やモンスターを配置すること(場合によっては任意に変更しても構わない)。


◎ショゴス化
5月16日に起こる最終イベント。牧立絵留に対して如何なる手段も講じなかった場合、彼女はショゴスと化す。

正午ちょうど。牧立絵留周辺の医療機器が突然誤作動を始める。それに呼応するように計器類や小物が振動する。耳障りな音…「テケリ…テケリリ…」という謎の声が次第に大きくなり周囲に反響する。絵留の体がベッドから跳ね上がる。2度、3度と激しくのたうつ。パジャマの内部が急速に盛り上がり、むくんだ肉が爆ぜて飛び出す。少女は見る見るうちにぶよぶよの脂肪の集合体のようなものに変形して行き、その肉塊は肥大して不定形の怪物になる。巨大な化物は転がるように移動して、周囲の生物…人間たちを体内に取り込んでいく。

ショゴスに牧立絵留の意識は無く、探索者が説得を試みても無駄である。この恐ろしい怪物に立ち向かうのは無謀であり、このイベントが起きてしまった場合の最善の方法は一刻も早くここから立ち去ることのみである。牧立絵留だったショゴスはあらかた周りの人間を貪り食らうと地下へと潜り、腹が減るまで眠りに付く。かくして一帯はショゴスの脅威に晒されることとなる。
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by nurunuruhotep | 2010-09-10 19:46 | Descent with modific | Comments(0)