13.アウグスティナ・ニー・リーリャン

◎アウグスティナ・ニー・リーリャン
事故死したアウグスティナ・ニー・リーリャンについて津川町で水商売や、不法な商売(売春など)をしている者達などから得られる情報。こういった裏社会での情報収集は危険と隣りあわせであり、目立った行動をする探索者には青薙組や台湾マフィアの構成員が対処に当たる。

・売春宿
アウグスティナ・ニー・リーリャンはアンジェラと名を偽り津川町でホテルなどに出張し性的行為を行う売春婦紛いな仕事(所謂ホテトル)をしていた。彼女を派遣していた事務所は現在も繁華街の裏通りに存在し、今も営業している。店は風俗営業法違反で何度か摘発されているが、名を変え店長の首を挿げ替え存続している。ちなみに店は美容グッズの出張販売とその実践を行うエステ関連商品販売業を装っている。

こういった店は暴力団の試金石になっているが、「何も知らない」者を雇い狡猾にその繋がりを隠している。件の店もその例に漏れず、店長や従業員から青薙組との関係を聞き出すことは出来ない(本人達も知らない)。しかし、店が存在する場所は青薙組のシマであり近隣店舗…特に水商売関係は決して表立って口には出さないが「ショバ代」を組に上納している。また、店の経理(裏帳簿)を調べれば不自然な額の金が特定の口座に支払われていることが分かる。この口座は末次達郎のダミー会社のものである。口座を特定する場合など、<経理>や<コンピューター>のロールをさせても良い。

・同居人
アンジェラ(アウグスティナ)は店に近い雑居ビルの一室で暮らしていた。10畳ほどの部屋に10人以上が昼夜勤務の入れ替わりで住んでおりそのほとんどが外国人の不法就労者である。アンジェラの死以降、警察が捜査に訪れた影響で、現在はビザがある二人の外国人女性(台湾人とロシア人)が居るのみである。
二人は語学留学で日本に来ていると片言の日本語で語る。これは嘘で、実際にはアンジェラ同様のいかがわしい商売をしている(<心理学>を振るまでも無く身形や雰囲気から伝わる)。アルクトゥルスの息が掛かっており、「下手なこと」を離さないよう口止めをされている。しかし、金銭を持ち出した交渉には脆く、口を割る可能性が高い。彼女達はアルクトゥルスが台湾マフィアで、自分たちを違法な商売に斡旋していることは知っているが、組織の実態まではわからない。

以下、同居人が知るアンジェラについての情報。

①コミュニティ
アンジェラには独特なコミュニティがあり、オフの日はほとんどその者達とすごしていた。日本に来た時以来の仲間で、彼女曰く前世から繋がるスピリチュアルな関係だという。コミュニティにはある目的があり、アンジェラは稼いだ金を全てコミュニティに注ぎ込んでいた。同居人もコミュニティの会合に誘われたが、怪しい宗教だと思い断った。その為、コミュニティの実態や目的については知らない。

同居人は勧誘の際、アンジェラからコミュニティの所在地と代表者の名前を聞いている。津川町郊外…牧立開発が手掛ける大規模宅地造成計画範囲…の大型マンション(3年前に宅地造成の一貫として建てられた)の一室で、「スルガシュンイチ」という人物がコミュニティを仕切っている。

②霊感
アンジェラは自分に霊感が有り、霊の声を聞くことが出来ると話していた。自分が住んでいたマレーシアの村は前近代的なところがあり、シャーマニズム思想が根深く子供の頃から霊的なものに触れて育った。そのため、見えざるもののメッセージが受け取れるという。

③友達
アンジェラは死ぬ以前、奇妙なことを言っていた。日本に来た時に知り合った仲の良かった女友達…コミュニティの仲間の一人…が自分に会いたがっている。その友人は6年前に突然姿を消したが、ここ最近になって自分に会いたいという彼女の声が心に響くという。5月3日、アンジェラは心の声を頼りにその友人…ヘレナと言っていた…を探しに行った。

・仲介業者
アウグスティナ・ニー・リーリャンを斡旋した闇業者の元を辿ると「アルコルワークス」に至る。かつてランゲージスクール・スルガであったビルは現在は人材派遣会社アルコルワークスが所有している。この派遣会社は一般業種の他、ナイトワーク業界への派遣も力を入れており外国人の登録者も多い。津川町の水商売従事者は、この会社或いは会社の関連企業から派遣されている者も少なくない。
人材派遣会社アルコルワークスの社長は末次達郎である。

⇒売春斡旋
アルコルワークスは台湾マフィアと共謀し東南アジア系の外国人を中心とした人材を売春業に斡旋している。これは当然違法であるが、下請けの孫請け等枝葉に分かれた業者や仲介人を使い巧みに法の目を掻い潜っている。青薙組の工作もあって、警察は確たる証拠を掴めないでいる。
このことは夜の商売に詳しい者なら誰でも気が付いていることだが、青薙組やアルクトゥルスに睨まれることを恐れおいそれとは口にしない。
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by nurunuruhotep | 2010-09-10 17:39 | Descent with modific | Comments(0)