10.牧立開発

◎牧立開発
牧立滋が社長を勤める総合不動産業者。株式会社。京都中心街に自社ビルを持つ。業界では中堅規模で関西ではそれなりに名が知られている。

・特別行政対策委員会
副社長、牧立美都子が発案した社内委員会。オフィスの一角に部署が設けられている。デリケートな部分がある行政関連の業務に適切に対処するため、専門的に審査、指示、管理を受け持つ。受注した行政からの仕事に関した情報は全て委員会を通り、各部署に指示がなされる。
委員長は牧立美都子。社外からも委員が選ばれており、大学教授や企業家、評論家、官僚出身者など識者や専門家が名を連ねている。

⇒末次達郎
特別行政対策委員会のメンバーに末次達郎が企業家として参加している。委員会は事実上、彼が仕切っており名を連ねるお歴々も全て末次が手を回した者達である。

・宅地造成計画
6年前に京都郊外に自動車工場が誘致され、それに伴い工場近隣の市町村を対象に大規模な宅地造成がなされた。牧立開発もその造成計画の一端を担った。特に造成区域に該当する津川町郊外の土地買収に関し多大な成果を出している。この区域は現在、マンションや住宅の建設ラッシュで街が形成されようとしている。

⇒総合医療センターとBDDP社
牧立開発が特に重点的に土地買収交渉を進めた個所に、総合医療センターが建設されている。医療、看護、リハビリの施設、それらに付随する機材・機器の備蓄場所等、医療及びそのケアを全て一体化した複合型の病院である。牧立開発は総合医療センターの誘致を宅地造成計画の柱としている。
センター建設の筆頭出資者は臓器のメガバンクであるBDDP社であり、日本の移植医療の革新的拠点として期待されている。

・地上げ屋
牧立開発には土地買収などに関して地元との交渉を専門に行う下請けが存在する。彼らは法律的にグレーゾーン(或いはレッドゾーン)の手段を好んで使い、意図的な風評で不安感をあおり時には暴力を講じるなど強引な手口で事に当たる。不当な地上げ行為を担う彼らは表面上は会社に属してはいない。主な構成員は青薙組の連中で、末次達郎の指示で動いている。

⇒裏金
牧立開発の会計データをくまなく調べれば(<経理>)、使途不明金が存在するのがわかる。こうした金は美都子を通じて末次を経由し、地上げの報酬として青薙組に渡っている。この事実は社内でもトップシークレットで美都子や末次の息が掛かったもの(特別行政対策委員会メンバー等)しか知らないが、会計担当など一般社員の中に薄々気付いている者も居る。そうした人物を情報の糸口にしても良い。
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by nurunuruhotep | 2010-09-10 17:18 | Descent with modific | Comments(0)