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如何でしたでしょうか。

かなり簡略的に書いているので、もうちょっと脚色しても良かったかもしれませんね。

ヘビ人間もわりかし使い易い題材だと思います。
蛙人間はディープワンにしてしまうとヘビ人間との絡みが今一なので、オリジナルモンスターを出してみました。ネーミングはちょっとやりすぎな気もします。

さて軽いのが続いたので、次はやや重めなものを。
昭和初期クトゥルフ版、アーサー・マッケンの「パンの大神」をアップ予定。
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翡翠(ひすい)
男性、28歳。日系中国人。骨董屋「妖蛆庵」店主。
STR10 CON10 SIZ13 INT18 POW21 DEX18 APP18 EDU21 SAN79
耐久力12 dbなし
言語:日本語70%
技能:言いくるめ75%、オカルト90%、隠す70%、クトゥルフ神話20%、芸術(古物鑑定)99%、経理95%、考古学75%、信用90%、心理学80%、説得95%、図書館75%、値切り99%、博物学85%、目星95%、マーシャルアーツ50%、歴史90%、こぶし70%、キック60%

斑目 荘子(まだらめ そうこ)
女性、45歳(性別、年齢ともに自称)。子爵夫人で現在は未亡人。実はシュメールのヘビ人間が化けている。
STR11 CON12 SIZ 9 INT20 POW15 DEX13 APP16※
耐久力11 移動 8 dbなし
武器:噛み付き35%、1D8+毒(POT12)
装甲:1ポイントのウロコ
呪文:任意。少なくとも人間に化ける術を知っている。
正気度喪失:本来の姿を見たのなら、0/1D6
※斑目荘子としての姿の時。

鍋山 鉄吉(なべやま てつきち)
男性、34歳。料理人。斑目荘子専属のシェフ。
STR13 CON11 SIZ15 INT15 POW13 DEX12 APP 7 EDU18 SAN 0
耐久力13 db+1D4
技能:芸術(料理)99% 等

御蛙様(みかえるさま)
野槌竹夫の変わり果てた姿。蛙人間。
STR15 CON15 SIZ15 INT10 POW15 DEX15
耐久力15 移動 8 db+1D4
武器:パンチ50%、1D3+db(1D4)、噛みつき25%、1D3+毒(POT8)、舌35%、※
※STR抵抗。失敗すると捕らえられる。捕らえられている間は、御蛙様のパンチあるいは噛みつきは自動成功となる。抜け出す為にはSTR抵抗に成功しなければならない。
装甲:2ポイントの滑りのある頑丈な皮膚
呪文:蛙に命令する(動物に命令する)
正気度喪失:0/1D6
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このシナリオの参加者は、1D6の正気度を得る。
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「黄金のカエル」を翡翠に渡すことが出来れば、後日、斑目荘子の「ウロボロスの輪」の会合に招待される。

探索者が招待された時刻には既に研究会は終わり、パーティが始まっている。着飾った紳士淑女が楽団の演奏にあわせダンスを踊り、歓談に賑わっている。振舞われる食事はどれもこれまで味わったことのない美味に美酒の数々。

一際きらびやかなドレスを着た貴婦人、斑目荘子が探索者に近付き、今回の礼を述べる。
彼女に「黄金のカエル」について聞くと…

「鍋山が申していましたわよ、とても良い物をいただいたと。私も心より感謝していますわ。…どうしてですって?だって、私の好物がこんなにも沢山味わえるのですもの。しかも毎日」

しゅるり唇を舐める夫人の長い舌。どこからともなく蛙の鳴き声。晩餐は夜更けまで続いた。
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雑木林に囲まれた暗く淀んだ沼。

・金字塔
寺の書物に書かれた歌を唱えると、水が干上がり、底に巨大な金字塔が出現する。金字塔の一角に入口が開いていて、中に入れる。

内部の床にはびっしりと蛙がしき詰まっている。
大きな泡が三つあり、中に蛙と人間の中間のようなモノが、卵の中に居る胎児みたいに丸くうずくまっている(SAN0/1D6)。

奥に祭壇があり、蛙に囲まれて「黄金のカエル」が置いてある。祭壇の前には完全な蛙人間「御蛙様」がいて、侵入者に襲い掛かる。

※「御蛙様」は野槌竹夫、泡の中に居るのは「黄金のカエル」を発見した野槌建設の三人の作業員たちである。
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高台にある。流派は禅宗だが、辺下戸地区の蛙信仰を取り仕切っており、住民から蛙寺と呼ばれている。
住職が居るが、探索者を完全に無視する。


◎蛙本尊
本堂に祭ってある本尊は蛙と人を合わせたような謎の生き物のミイラ(SAN0/1D3)。
堂内に陳列されている仏像はすべて異形で、明らかに仏教のものではない。さらにその中に顔の無い漆黒の獅子の像があり、一際異彩を放っている。

<クトゥルフ神話>で、仏像が異形の神々を模したものであり、獅子の像がニャルラトテップの一形態、ブラックスフィンクスであることに気付く。


◎御蛙様
寺内で蛙信仰について記した書物が見つかる。

金字塔に「黄金のカエル」を祭り、この地の平穏を祈願するという。「黄金のカエル」には蛙を呼ぶ力があり、蛙たちは平穏の見返りとして人をさらっていく。さらわれた者は蛙となり、神体としてこの地を守る(いわゆる人柱的なもの)。
神体となった者は「御蛙様(みかえるさま)」と呼ばれ、崇められる。

金字塔には「黄金のカエル」を祭ったものと、「御蛙様」の住居の二種類があり、後者は辺下戸沼の底にある。

書物には神楽歌が載っており、この歌を唱えることにより沼から金字塔を出現させるという。
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開発地の中心部。湿地のかなりぬかるんだ場所に、柵に囲まれた個所がある。
柵の内側、土嚢を積み上げた一角に、小さな金字塔型の塚がある。石を何段も組み上げた2メートル四方の四角錐で、エジプトのピラミットをそっくりそのまま縮小したミニチュア版といった感じ。

<考古学>で、角の配置や石の組み方すべてがエジプトのピラミットと酷似していることに気付く。作られた年代もかなり古いものであることを推測する。

この場所に他に変わったものはなく、情報となるようなものは見つからない。
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野槌建設が開発中の湿地。
住居がまばらに点在している。主な場所として、辺下戸寺と辺下戸沼がある。

この地区は元々古くからの干拓地であったが、あまりの水はけの悪さから干拓が困難で現在に至っても痩地の個所が多く、住民は貧窮に喘いでいる。


◎蛙信仰
辺下戸には蛙信仰がある。痩地で作物の取れにくい環境にあるため、豊穣祈願として蛙を祭る風習がある。
この信仰はこの地に古来から伝わる土着宗教から端を発したものである。原始宗教で、蛙を神の化身として崇めていた。
蛙信仰を取り仕切っているのが辺下戸寺である。


◎住民
辺下戸地区の住民は高齢者が多い。彼らは無愛想で、外部の者を嫌う。開発を良く思っておらず、一連の蛙騒ぎを「祟り」だと言ったりする。


◎イベント
探索者が辺下戸地区に訪れた時、蛙がらみのイベントを起こしても良い。
車のボンネットにみっしり蛙が詰まっていたり、木の上から蛙がぼとぼと降ってきたり、ポケットや帽子の中に蛙が入り込んでいたり…など。
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野槌竹夫の会社。辺下戸地区を開発している。
従業員から以下の情報を得られる。


◎黄金のカエル
「黄金のカエル」は一月前、地中に埋まっていた金字塔(ピラミット)の形をした塚から発見された。一帯に遺跡が存在するようにも思われたが、野槌社長はそのことを隠し(面倒を避ける理由)、開発工事を強行させた。

・消えた作業員
「黄金のカエル」を見つけた三人の作業員が行方を暗ませている。十日前(翡翠から依頼があった日から)のことで、宿舎から忽然と居なくなった。部屋には生臭い匂いの泡が残されていた。
尚、仕事柄、作業員の失踪はままあることで会社側はそれほど大事には思っていない。


◎怪事
辺下戸地区の開発現場で、奇妙なことが起きていて作業が遅れている。
空から無数の蛙が降ってきたり、機材の中に蛙がみっしりと詰まっていたり…とにかく蛙が作業の邪魔をしている。
こうした怪事は一月前、丁度「黄金のカエル」が見つかった頃から起こり始めた。
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成金。小さな板金工場から財を成し、今や十もの会社を持つ。
閑静な高級住宅街に邸宅を構える。ここで、野槌の家内や給仕から以下の情報を得られる。


◎失踪
野槌が居なくなったのは探索者に翡翠から依頼があった日の3日前。
会社から帰宅後、残務整理があると告げ自室に篭った。翌朝、いつまでも出てこないのを心配した家内が見に入ったところ、姿が無かった。自宅から出た形跡は無く、部屋から出たのを見た者は居ない。部屋の窓は開いていたが三階で、飛び移れる木は近くにない。

・異変
机の周りに泡がこびりついていて、生臭い匂いを発していた。
部屋には「黄金のカエル」があったが、野槌の失踪と共に無くなっていた。


◎黄金のカエル
「黄金のカエル」は、野槌の会社の一つ「野槌建設」が請け負っている行政の都市開発の現場である湿地から見つかった。湿地というのは「辺下戸(へげと)」と呼ばれる地区である。
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