14.贖罪

儀式の情報を掴み、儀式のある日時に、社のある山の所定の場所に行くと以下のことが起こる。

・儀式
山のエリアには、(無事ならば)北原とその仲間5人と、3人の黒いスーツ姿の男達がいる。3人のうち、背が高く右頬に傷のある男が全体のリーダーらしく、細かい指示を出している。彼が南城宗達である。
北原たちは南城の指示のもと数体の死体を運び、地面に規則的に並べる(SAN 0/1D6)。その後、南城は手帳を取り出し、呪文を読み始める。≪イグの召喚/従属≫を知っている者は、その一節であることに気付く。

ここではいろいろな展開が考えられる。探索者が出て行って南城たちの儀式を阻止するかもしれないし、推移を隠れて見守るかもしれない。また、この時、北原(あるいはその仲間)が探索者に情報を漏らしていたら、南城は責任を取らせ北原を始末するかもしれない。
いずれにせよ、次のイベント(イグの娘=御高翔子の出現)を起こすタイミングは、この場の状況を十分に考慮すること。


◎イグの娘
不意に、辺りが暗くなる(夜間なら照明機材が消える)。その後、エリアの一角にポッと明かりが灯り、そこにパジャマ姿の御高翔子が現れる。翔子は地面から数十センチのところに浮かんでおり、瞳は獣のように闇の中で爛々と輝いている。

南城が(探索者との衝突で)まだ無事なら、彼は翔子に拳銃を発砲する。これによって、翔子の頭の一部が脳漿を散らして吹き飛ぶが、彼女は身じろぎもせず南城に近付き、彼の頭部を掴むとまるでトマトのように簡単に潰してしまう。

南城を殺した同じような方法で、翔子はこの場にいるすべての者を殺そうとする。逃げようとする者は、イグの子供(猛毒を持つ蛇)が寄ってきて足首を噛み、毒で殺してしまう。

この時、<聞き耳>に成功すると、翔子が「ユルサナイ…コロスコロス…ミナゴロシダ…」と呟いている声を聞く。

・復讐
北原がこの場にいる場合、翔子は彼を他とは違ったやり方で殺す。
恐怖に震える北原に翔子はそっと触れると抱きつくように体に腕を回し、彼の唇に自分の唇を近付ける。唇同士が触れるか触れないかぐらいで、翔子は割れんばかりに目を見開いて、北原の体を両腕で締め付け、まるでタオルを絞るかのようにねじ切る。それはまるで蛇に巻かれた獲物のように見える。

・説得
探索者がもっともらしいことを言ってるようなら、翔子の手から逃れるため、<説得>を試みさせても良い。翔子のターゲットはあくまで自分にひどい仕打ちをした北原や南城たちであり、探索者を見逃す可能性はある。

これらの惨状を見た者は、正気度ロールを行う(1/1D10、イグの子供は0/1D4)。
また、<POW×3>ロールで「儀式」の間中、翔子とは別に山全体からただならぬものの気配が漂っていることに気が付く(SAN 0/1)。それがなんなのかはっきりしたことはわからないが、爬虫類の視線のような冷たい感じである。

翔子は虐殺を終えるとイグの子供たちと一緒に山の奥へと姿を消す。
もし、翔子に付いて行く者があれば、その者は二度と他の探索者の前に現れることは無い。一生、イグに仕えることになる。
[PR]
by nurunuruhotep | 2008-10-20 23:55 | HIZUMI | Comments(0)