9.蛇屋敷

社のある小山は藪や林が多く、下準備なく社に辿り着くのは困難である。

・投棄物
山に入ってしばらく進んだ後、<目星>に成功すると、雑木林の奥にドラム缶が幾つも放置されているのを発見する。ドラム缶からは廃油があふれ、所々に水溜りを作っている。
その先に、草木が刈り取られた不自然な広がりがあるが、特に変わったものは見つからない。
(※投棄されているドラム缶についての詳細は、11.平坂工業の項目)

・社
社は山の中腹にある。
石を削った祠で、背の高い草の中に埋もれている。祠の中央に物が入るような窪みがあるが、そこには何もない。

特に情報となるものは無いが、<POW×3>に成功すると、足元を大きな蛇が通り抜け、草むらに入っていったことに気付く。一瞬のことで、その蛇の種類はわからないし、藪をつついても蛇を見つけることは出来ない。ただ、成人男性の腕ほどの相当な太さの胴に見えた。


◎廃屋
社の近くに木造平屋の建物がある。
古い様式の家屋で、屋根瓦の半分はなく、窓は吹き曝し、扉も外れている。
内部は、一応部屋の体裁は整っているが、板床はあちこちが抜け、蜘蛛が所々に巣をつくりネズミが片隅を走ったりしている。

部屋は全部で5つ。どこも畳は腐り、障子は完全に破れて柄が剥き出しの状態。
しかし、玄関から一番奥の部屋の障子は健在で、ほとんど破れず残っており手前の部屋との境を仕切っている。

・幻影
<POW×3>に成功すると、障子にあるシルエットが映るのを見る。
一人に襲い掛かる無数の手のシルエットで、バタバタとあがくその人影にいくつもの手が覆い被さっていく。
これを見た者は正気度を1ポイント失う。

・男の死体と女子高生
障子の向こうの部屋には、よだれを垂らし横たわる背広姿の中年男性と、津川学院の制服のブレザーを着て、白目を剥いて痙攣しているショートカットの少女がいる。
男は死亡している(SAN 0/1D6)。少女はかなり衰弱している。
2人とも左腕の袖を捲っており、腕には注射痕がる。傍らには注射器と空のアンプルの瓶が10本転がっている。
また、男は下半身裸でズボンと下着が左足に絡まった状態、少女も下着が右の靴に絡んだ状態である。

少女はくぐもった低い声で何度もこう呟いている。
「ミナゴロシダ。コロスコロスコロス…」

少女に対し、<医学>で、彼女が非常に危険な状態で病院で一刻も早い処置が必要であることに気が付く。

男は海士真純、少女は西原久実である。
(二人の状態等については10.つくられた死の項目)
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by nurunuruhotep | 2008-10-18 22:11 | HIZUMI | Comments(0)