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20160821 cthulhu-con in sendai



「The Terror in Scarlet」 リメイク

時期:1923年
舞台:アメリカ ルイジアナ州
探索開始日:8月21日

ルイジアナ州南東、アメリカ第2の面積を誇るポンチャートレイン湖畔の別荘地を皮切りに奇怪な連続殺人事件が起きている。1日置きの深夜に野外屋内の区別無く無差別に人間が虐殺されている。死体は無残に引き裂かれ、奇妙なことに体内の血液が殆ど無くなって半ミイラ化している。
住民が恐慌に陥り次々に逃げ出すに従って被害範囲も拡大、警察の厳戒態勢にも係らず未だ犯人の手掛かりすら掴めていない。

立地:
別荘地はニューオーリンズ郊外、北側をポンチャートレイン湖に臨む。
元々はククロンという小村でフランス移民の食糧生産地の1つであり、主に植民地から連れて来られた奴隷らが農業に従事していた。現在は南北戦争で勝利した北軍出身の成り上がり者一族やニューオーリンズを頻繁に訪れる投資家(この年、ミシシッピ川とポンチャートレイン湖を結ぶ工業水路が開通している)等、富裕層の避暑地となっている。


【新聞による一般情報】

①事件が起きているのはニューオーリンズ市街から5kmほど離れた、湖に近い別荘地(ククロン)。付近に普通の住宅は少なく、如何にもな金持ちの別邸が点在している。ちょうどバカンスのシーズンで、かなりの人がここに滞在していた。

②最初の事件は8月4日。深夜1時頃、路上を歩いていた男女が襲われた。死体は無数の切り傷によりズタズタに切り裂かれていたが、奇妙なことに死体の血液がほとんど無くなっていた。現場には足跡が残されていたものの目撃者はおらず、警察は精神異常者の手の込んだ「一種の儀式的殺人」と見ている。

→<知識>でニューオーリンズに奴隷として連れて来られた者の中にはハイチやアフリカ出身者が数多いことを知っている(=ブードゥー教的儀式の疑い)。

③8月6日、午前2時頃に別荘で就寝中の一家が襲われ、4人が最初の事件同様に惨殺。以降、1日置きに周辺で殺人が繰り返されるようになり、20日までに最初(4日)から数えて9件・17名が犠牲になっている。警察は検問を張り夜通しの警備に当たったが効果がなく、ついに警戒中の警官が襲われたことで恐怖は極まりパニック状態の住人が我先に逃げ出しにかかっている。

④警察は事件に関する何か重要な情報を隠しているという風説があるが、世論の非難の嵐にもかかわらずそのような証拠の存在を認めていない。


【別荘地】
別荘地までの道には検問がある。彼等は外部の人間がこの辺りに入ることを歓迎していない。はじめ、探索者のことは事件をしつこく聞いてくるマスコミ関係者だと思い、煙たがる。適宜、交渉系ロール等。

・住民
住民の大部分はすでに逃げ去っている。僅かに残る者(別荘の管理人や使用人の一部、農業従事者等)は神経過敏になっていて探索者の話になかなか応じない。誰もが隣人を殺人鬼と疑っている。

→<雄弁>の半分で話が聞ける。
彼等は皆、事件を起こしているのが何か超自然的存在なのではないかと恐れている。とりわけこの地に古くから居る者ほどその傾向は強く、虐げられた奴隷らが復讐の為に目に見えない悪霊にやらせているブードゥーの呪いだと話す。
交渉次第(彼等の奴隷出身者に対する差別意識を刺激すると効果的)でニューオーリンズにあるブードゥー教のコミニュティの存在と拠点の情報を入手。

・パトロール
辺りには常に武装した警官が4人一組でパトロールに当たっている。外に居ると一日に一回以上は職務質問を受ける。

→<言いくるめ>に失敗後、<幸運>にも失敗すると不審者としてニューオーリンズの本署に連行される。

→<心理学>で、彼等も不安に駆られており、何か未知なものに対する言いようの無い恐怖を抱いていることがわかる。


【屋内現場】

→<目星>で、木製やレンガ製の床などに何かを懸命に消そうとした非常に薄い痕跡が残っているのを発見。<知識>で足跡状の血痕であることに気が付く。足跡はさしわたし40cmほどで、どことなく人間の足に似ているものの全体的に異様。<アイデア>か<動物学>で、足跡を人間型の生物と仮定するなら身長2m半であることを推測する。
<クトゥルフ神話>で、この足跡の主がなんらかの神話生物に違いないことがわかる。


【ニューオーリンズ市街】
一連の事件についての人々の噂。

①ブードゥーの呪い
奴隷上がりの黒人達がまじないで悪霊を呼び寄せてやらせている。犠牲者に白人が多いことが拍車。

②インディアン
ブードゥーの呪い説同様の白人の差別意識に由来。

③メキシコの殺し屋
メキシコで多くを殺したギャングの一人が潜伏している。

④脱獄した殺人鬼
死刑囚が監獄から逃げ出し潜伏。「ルーディ・マグファーレン」という死刑囚に由来している。

→ルーディ・マグファーレンについて<図書館>等;南北戦争時の南軍の軍医。北軍の捕虜の多くをニューオーリンズの収容所で切り刻み殺害していた。犠牲者は30名とも50名とも。目的は人体実験だったと言われているが詳細は不明(資料が乏しい)。後に裁判に掛けられ死刑を宣告、投獄されたが脱獄し行方をくらます。

→軍関係者に聞き込み。強靭な肉体を持つ無敵の軍隊を作る極秘プロジェクトの主任であったが、研究に没頭するあまり次第に生命の根源・神秘といったオカルトに傾倒。人体実験は、人類の進化の枠を超えた「究極の生命体」を誕生させることが目的と本人は主張し捕虜を虐殺した。

100歳を優に越す為、死んでいると考えるのが妥当。もし存命だとしても一連の犯行は考え難い。ルーディの幽霊が犯人という者も居る。


【ブードゥーコミュニティ】
ニューオーリンズのダウンタウン。白人がのこのこ侵入すると襲われる可能性がある(適宜対処)。

ブードゥーの呪いによる悪霊が犯人と言われているが、ここの住民の誰もが現在起きているような恐ろしいことを起こすロア(聖霊)はいないと否定する。

・協力
20日までの被害者が白人或いは白人社会寄りの混血者なので他所事といった態度で非協力的。24日にコミュニティの黒人が犠牲になると一変し、犯人打倒の為に役立つ術を教えてくれる。

アイテム→旧き印や魔力が付与された武器、イブングハジの粉に相当する魔術品の提供。イニシエーション的儀礼を通じても良い。

情報→長老は若い頃、南軍兵士の下男として働いていた時にルーディ・マグファーレンを目撃している。数年前に地元マフィアとの会合の席にルーディとよく似た顔の男を見かけた。年齢も戦争当時と変わらない様(50代ほど)だった。男はマフィアの客で彼らからホテル‘ブラック・プリンス’を買った事業者とのこと。


【ニューオーリンズ本署】
警察の信頼を得ると事件の情報を入手できる。情報はニューオーリンズの本署に集約されている。

①事件の現場から常にさしわたし40cmほどの人間のそれを奇怪にデフォルメしたような血染めの足跡が遠ざかってゆく方向についている。足跡は薄れることなく続いていくが、現場から5~10mほど離れたところで突然消え失せている。

②鑑識の結果、足跡の血痕は現場の被害者の血液であることが判明した。

③被害者の体内の血液は、明らかに外部から吸い取られている。

④凶器は、非常に鋭いピアノ線のようなもので、被害者の全身に30~50ヵ所それと思しき傷が見受けられる。直接の死因は出血多量によるものだが、堅い鈍器のようなもので力いっぱい殴られたような打撲傷が致命傷となった遺体もある。

⑤現場の多くにはドロドロした透明な粘液が残されている場合もあった。専門家の見解によれば、人間及び地球上で知られているどの生物の分泌物でもない。


【マスコミ】
事件を多くのマスコミ関係者が嗅ぎ回っている。探索者が少しでも目立てば彼等のしつこい取材攻勢を受ける。マスコミにしゃべったことは大げさに脚色され、次の日の紙面でセンセーショナルに伝えられる。

警官は面白半分に騒ぎ立てるマスコミを捜査の邪魔と敵視している。探索者がマスコミに積極的に接触していることに警察側が気が付くと当局から情報は入手し難くなるが、マスコミ側も警察の内通者からある程度の情報を入手している(=警察情報の補填)。


【被害者リスト】
日時と犯行推定時刻(いずれも即死なので死亡推定時刻と重なる)、発見現場、被害者、被害者の備考。

①8月4日午前1時ごろ
別荘地から湖畔のビーチに抜ける林道
白人の若い男女2名
ニューオーリンズの大学に通う学生とその彼女

②8月6日午前2時ごろ
別荘地の邸宅内
白人の家族4名(父、母、幼い姉妹)
カナダの投資家一家がバカンスに訪れていた

③8月8日午前1時ごろ
別荘地の邸宅内
白人の成人男女2名
ニューオーリンズ在住の投資家とその婚約者

④8月10日午前0時ごろ
ククロンの森林
白人の成人男性3名
バックパッカーがキャンプをしていた

⑤8月12日午前3時ごろ
湖畔
混血の壮年男性1名
地元の漁師

⑥8月14日午前2時ごろ
農業地の家屋
白人の老夫婦2名
地元の農家

⑦8月16日午前0時ごろ
別荘地とニューオーリンズを結ぶ街道の路肩
白人の中年男性1名
ククロンに出入りしているニューオーリンズ在住の行商人

⑧8月18日午前2時ごろ
別荘地に程近いサトウキビ畑
混血の成人女性1名
地元の売春婦

⑨8月20日午前3時ごろ
街道に置かれた検問地点の1つ(丁度ククロンとニューオーリンズの中間)
白人の成人男性1名
警察官


◎ヒント

・手掛かり
全ての地点を地図上で精査した場合、<アイデア>か<地図製作>でポイントを時系列に結ぶと同心円状になることに気が付く。円の中心にはホテル‘ブラック・プリンス’がある。

・生き残り
犠牲者と一緒に居た者が生き残っている(②や③などの家族や友人など任意設定)。現在は警察の監視下でニューオーリンズの病院に入院中。
ひどいショックを受けており事件のことを聞くとパニックを起こす。

→<精神分析>の半分で一瞬だけ正気を取り戻せる。恐ろしい血塗れの化物(詳細に形状を話す余裕はない)がすうと空中に消えた、という。

事件当時に彼(?)が身に着けていた物の中に奇妙なネックレス状のペンダントがある。動物の骨を細工したもの(<動物学>で山猫の頭骨や肋骨の一部であることがわかる)で歪な星型の模様が描かれている。

→<クトゥルフ神話>で模様が旧き印であることに気が付く。
→<オカルト>でブードゥーの工芸品の1つであることを知っている。

警察や病院の者にペンダントのことを聞くと、模様は別として形状はニューオーリンズの一般的な雑貨屋で売られているものであることを教えてもらえる。ブードゥーグッズで、街のブードゥーコミュニティが出所。


【襲撃】

◎8月22日の犠牲者
8月22日の午前2時に別荘地周辺の屋外に居る場合に起きる。

→<聞き耳>で、微かながらこの世のものとは思えない悲痛な呻き声を耳にする。声のした方向には少し行った距離に大きな屋敷がある。

屋敷の裏手にズタズタに引き裂かれた半ミイラ化した死体がある(SAN 1/1D8)。白人男性で全身に無数の細かい刺し傷と頭部に陥没した痕がある。
→<診断>で頭部の痕は強い力で殴られたものでこれが致命傷となったこと、刺し傷から血が抜かれたことがわかる。

死体の傍には例の血に塗れた足跡があり、屋敷とは反対方向に5m行ったところで忽然と消えている。
→<目星>の半分で足跡の消えた先にふと真っ赤な塊のようなものを見る。ほんの一瞬で見えなくなったので形状を詳しく認識できない。辺りを調べても何も無く、気のせいかもしれないと思う。

探索者が発見者として警察に通報した場合、ニューオーリンズの本署で事情聴取を受ける。探索者が見つけなくとも死体は早朝にパトロールの警官に発見される。

・身元
死体はニューオーリンズで窃盗の常習犯だった白人男性。屋敷に盗みに入ろうとしていた(屋敷裏手の窓が一枚割られている)。
屋敷は無人で、ニューオーリンズの資産家の別荘で遂先日までバカンスに滞在していたが、2件目の事件後直ぐに騒ぎが大きくなって以降は家人・使用人総出で市街の邸宅に戻っている。

10件目の事件が起こるとその日の正午についに強制退去命令が出て、翌日の23日の午前中にまでに別荘地の2km四方から警察関係者以外は誰も居なくなる。


◎8月24日の犠牲者

午前3時ごろ
ニューオーリンズ市街に程近い路地裏
黒人の成人男性1名
日雇い人足、ブードゥーコミュニティの一員

以降、事件解決まで1日置きに市街地で犠牲者が出てニューオーリンズは大きなパニックに見舞われる。


【ブラック・プリンス】

◎所有者
登記簿上は1920年3月にマートン・ホームズという人物が所有している。

・マフィア
元々はニューオーリンズで幅を利かせるマフィアが証有していた物件で、組織を当たれば確かにマートンと名乗る人物にホテルを売ったことを掴める。ロンドン出身の資産家とのこと。

ホテルはリゾートスポットより奥まった個所(ビーチから4kmほど離れている)の切り立った崖の上にある。別荘地にはブラック・プリンスよりはよっぽどマシな立地の宿泊施設が多くあることから、「あんなところを使うのは地元のことをよく知らない行きずり客だけだ」といった風に話される。マフィアは不良物件を売りつけ外国の世間知らずな資産家からまんまとふんだくってやったと思っている。


◎現状
ビーチ(別荘地)から4km離れた崖の上に立つ。付近は殆どが空き地か農業用地で他に目立った建物は無い。ホテルは地上3階、地下1階建て。入口はシャッター(DP15・装甲4)が下りていて、照明は全て消えてひっそりとしている。全ての窓、出入り口は施錠されている。

→シャッターを開けるには<機械修理>

≪1F≫

①ホール。館内は非常に清潔に保たれているが、埃が積もっている。

→<追跡>で埃の溜まり具合からここ1ヶ月は放置されていることを推理する。

②フロント。鍵類が壁に掛かっている(各部屋のマスターキー、シャッターや非常口の鍵)。過去2年分の宿帳があり、先月(7月)いっぱいまでだいたい週に10人程度が宿泊していたことが記されている。一見すると不審な点は無い。

→<経理>で宿帳が同じ人物によって巧みに偽装されていることに気が付く。宿泊に関して何かしら手が加えられた節があり、特に103号室及び205号室に集中する。

③従業員室。バス・トイレ付き。間取りは客室と同じ。きちんと整頓されており、つい最近まで誰かが暮らしていた様子が窺える。

→<目星>、テーブルの裏にソケットがあり、従業員用エレベータに続くドアの鍵と、各「死の部屋」のスライド・ドアを開ける鍵を見つける。

④客用エレベータ。1階から3階を結ぶ。

⑤101号室。客室。バス・トイレ、ダブルベッド。シーツはきちんと整えられ、床も綺麗に掃除されている。天井にはスプリンクラー。防音設備は完璧。

⑥102号室。客室。

⑦103号室。「死の部屋」一見すると普通の客室だが、窓に鉄格子。ドアはリモートコントロールで封鎖され、スプリンクラーからガスが出る仕組みだが、短時間では仕組みに気が付かない。

→<目星>と<機械修理>同時成功で、ベッドが片側に持ち上げられることに気が付く。ベッドをどけて絨毯を持ち上げると、むき出しになった床に鍵の掛かったスライド・ドアを発見する。ドアは地下に死体を落とす為のシュート(地下壕⑦Bに落ちる)。

⑧従業員用エレベータ。地下1階から地上3階に通じている。「緊急停止ボタン」と「係員呼び出しボタン」を同時に押すと地下壕へと下りて行く。

⑨別棟の小型ボイラー室。70kg(SIZ12相当)の鉄蓋の被さったマンホールの縦穴があり、地下20mの地下壕⑥にまっすぐ続いている。縦穴内部は猛烈な臭気が漂い、ガスマスク等の装備なしだと窒息する。

→<目星>、鉄蓋周辺の床にかすかに血痕が付着している。

≪2F≫

①客用エレベータ。
②201号室。客室。
③202号室。客室。
④203号室。客室。
⑤204号室。客室。

⑥205号室。「死の部屋」スイッチが入った状態。誰かが部屋に入り勢いでドアが閉まった途端、仕掛けが自動的に作動。ドアと窓はロックされ、スプリンクラーから致死性の毒が噴出する(POT18)。ドアはDP20・装甲10、窓ガラスはDP10・装甲10の強化ガラス。ガスは10分間(20R)部屋を満たした後、排気口から吸い取られ痕跡は何も残らない。

⑦従業員用エレベータ。

≪3F≫

①客用エレベータ。
②301号室。客室。
③302号室。客室。
④303号室。客室。
⑤304号室。客室。
⑥305号室。客室。
⑦従業員用エレベータ。

≪B1F≫

①リネン室。まっさらなシーツ類と汚れたシーツ類が分けて置いてある。
②従業員用エレベータ。


【地下壕】
南北戦争時の南軍の秘密地下施設。指定された場所以外に通廊に照明は無い。

①ブラック・プリンスの従業員用エレベータの終点。上階と同様の鍵有り。

②ルーディの居室。生活用品や家具が置かれている。ベッド傍の小机の引き出しにノート6冊組の日記。

→<図書館>で短時間でもノートの要点を整理できる。著者「ルーディ・マグファーレン」が自らの研究(不死身の超人を作り出す)を反故にした北軍及び南軍関係者は当然として、惰眠をむさぼるだけの家畜と成り果てた地球上のありとあらゆる人間に異常ともいえる憎悪を抱いていること、異次元からある存在を呼び出そうとしていること、そしてそれに成功したこと、などが記されている。

呼び出した「もの」を養うには血液が必要なのでその調達にブラック・プリンスに「巧妙なる細工」をしたこと、この「もの」の力は絶大でありうまく利用することで超人の力を得ることが出来るのではないか、とも書かれている。

日記を熟読した場合、正気度1D6喪失、<クトゥルフ神話>+2%

③書斎。立派な書棚、机が並ぶ。2000冊前後に及ぶ本の大半は普通の医学書やオカルト書。

→<図書館>の半分、蔵書の中から何らかの古い書物から翻訳して抜き書きしたと思われるノートを見つける。<クトゥルフ神話>でその元になった本がネクロノミコンであることに気が付く。正気度1D8喪失、<クトゥルフ神話>+5%、翻訳は途中で不完全である為、呪文は無い。

→<目星>、本棚の隠しボックスから45口径オートマチック一丁と予備の弾倉4つを発見する。

④実験室。手術台とピカピカに光る恐ろしげな器具類、様々な薬品類(主に医療系)。一方の壁に沿って正体不明のスイッチ類(客室のドアと窓をロックして中にガスを送り込む為のもの)。ドアの脇の壁にガスマスクが3つ掛けられていて、毒ガスの中和剤が充填されている。
床に複雑な魔法円状の図形が描かれており、ズタズタに引きちぎられた男物の衣類一式が散乱している。衣類にはヌルヌルした粘液が付着している。

衣類→<クトゥルフ神話>、粘液が小型の神話生物の分泌物であることに気が付く。

→<目星>、研究ノート;医学と魔術をごちゃごちゃにしたような内容で、ルーディがこの部屋で怪物を呼び出したこと、怪物の正体が餌である血を吸わないと肉眼には見えない強力な異世界の生物であることが記されている。
ルーディはこの生物と人間の肉体を融合することで「超人」を誕生させようと考え、その準備の為にここでおぞましい人体実験を繰り返していた。また、元々の研究の成果から自らの老いを遅らせていたがそれも限界に来ていたようで、研究の集大成として自分の肉体を使おうとしていることが書かれている。

熟読すると、正気度1D8喪失、<クトゥルフ神話>+6%、<INT>×3で≪星の精の召喚/従属≫

⑤この角を曲がった途端、先頭の探索者にすっかりかさかさになったミイラ化した死体が倒れてくる。死体は全身細かい穴だらけ。正気度ロール(先頭0/1D8、他0/1D6)。
通路の先からものすごく嫌な匂いが漂って来る。⑥に近付くにつれ強くなる。

⑥星の精モドキの棲み家。怪物は2日に一回の狩りに出かけているとき以外、常にここに居る。部屋の中にはとてつもない臭気が充満しており、うかつに入ると窒息する。部屋の外に居る場合でも5分毎に<CON>×5ロールに失敗で1ダメージ。
床にドロドロの腐汁状のものが一面に広がっており、これを見た者は正気度ロール(0/1D3)。

⑦餌場。ホテルのシュートから落とされたものがAに到着する。落ちてきたものがより分けられ、星の精の食料となるものが格子を隔てたBに移される。それ以外は実験材料として部屋の外に運ばれる。

部屋一面には半ばミイラ化した死体がざっと100体近くある。正気度ロール(0/1D8)。ここも⑥には及ばないが吐き気を催すような臭気が漂っている。

⑧地点⑤同様に異様な臭気が漂っている。⑦に近付くにつれ強くなって行く。

⑨空き部屋。照明は無い。

⑩食糧倉庫。食料品の入った木箱や麻袋が山になっている。証明設備有り。

⑪南軍の燃料庫だった部屋。今でもガソリン、重油など600klが残っていて、揮発して部屋中に充満している。部屋の外からも中の危険度がわかる。

服・靴を身に着けたまま中に入った場合、1分毎に<忍び歩き>を行う。失敗しさらに<幸運>も失敗すると生じた火花が引火し、部屋の中にいる者は4D10ダメージ、ドアから10m以内に居る者は2D10ダメージ。服・靴を脱いでいればドア開閉時のみ<幸運>に成功すれば良い。

照明設備があるが、スイッチを入れた瞬間にスパークによってガソリンに引火する。

⑫軍の弾薬庫。他の部屋とは違う内鍵可能の鋼鉄製のドア(DP30、装甲12)。榴弾砲や迫撃砲の弾薬、装薬類が山積みになっている。武器そのものは無い。照明有り。

ここを着火し地下壕を吹き飛ばす案→<機械修理>か<電気修理>で導火線を作成できる。1m毎に5分かかり、1m燃えるのに6D10秒かかる。

→<目星>、弾薬庫の積み重なる奥に小さなドアに隠された抜け道を発見。抜け道は約2km先の湖岸に面した洞穴に続く。


太線:通気口。天井に近い辺りに開いている。SIZ12以下は通ることが出来ない。通気口内での移動速度は通常の3分の1とする。


※マップ、データは割愛(本編参照)。システムは旧BOX版を使用。
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by nurunuruhotep | 2016-08-23 18:26 | Comments(0)