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5.歴史

自然公園について一般資料(風土史等)から、終戦までその土地にある研究所が存在したことがわかる。

色彩に関する専門研究施設で、大手カメラメーカー(任意)が出資していた。フィルムやレンズの開発に伴う「色」を扱う機関で、天体観測所や植物プラントが付随し研究は多岐にわたった。
施設は空襲によって焼失した。後に戦災復興の一環で植樹により自然公園となった(土地は行政に委託された)。

・花園
戦後の混乱で研究所に関する詳しい資料は消失しているが、当時の施設の一部の写真が数枚だけ残っている。
その中に、薔薇の花が写っているものがある。ドーム状の建物(天体観測所)を背景に沢山の薔薇が咲いていることが窺える。


◎不確定な情報
インターネット上などで見付かる怪しい噂。

・日本軍
研究所が実は旧日本軍の施設だったという噂が軍事マニアの間で囁かれている。天体観測所はレーダー、植物プラントは開発兵器の実験場のカモフラージュ。空襲は軍事拠点を攻撃したと見る旨。
出資メーカーが軍に備品を卸していたこと、戦後、一帯がGHQの管理下にあったことなどが怪しげな噂に拍車を掛けている。

・毒
戦時中、施設から毒性の薬品が漏れる事故があった。植物プラントで栽培していた草花が全て枯れた。毒ガス兵器の実験失敗による。

但し、公的資料等を調べてもこれらを裏付ける事実は見付からない。件の企業に問い合わせても否定される。
by nurunuruhotep | 2013-02-28 20:49 | Black Coffee | Comments(0)